埴輪道

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学者のAW(アニマウェポン)「アナバシス」について ※電子書籍の宣伝もあり ※ロドストより転載

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念願の「アナバシス」を手に入れたぞ!

 

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手に入れたぞ!!

 

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手に入れたぞっ!!!

 

……これだけアピールすれば、私の喜びも伝わったことと思いますが、冷静に考えると「アナバシスって何? 新手のお菓子?」……など、素朴な疑問が頭に浮かびます。

ネットで調べてみると、どうやら実在する本が元ネタのようで、これは「学者であり作家でもある私」が読まない手はないと、近所の図書館で借りて読んでみることにしました!

というわけで、今回は以下の4点について書かせて頂きます!

①「アナバシス」とは?

②「アナバシス」のあらすじ(新訳)

③「アナバシス」の魅力

④「クセノポン」(著者)について

オマケとして、電子書籍の宣伝もご用意させて頂いておりますので、どうぞ最後までご覧ください!


①「アナバシス」とは?

「アナバシス」とはギリシア語で「上り」を意味する言葉です。
意味合い的には電車や高速道路の「上り線」に近く、AWの元ネタであろう古代ギリシアの軍人・著述家「クセノポン」の著作名が「アナバシス」となっているのも、まさに「上っていく物語」だからに他なりません。(中盤以降はずっと下り(カタバシス)の物語なのですが……!)


②「アナバシス」のあらすじ

昔々、ペルシアに「ダレイオス」という王様がいました。

王様には二人の息子がいて、兄を「アルタルセルクセス」、弟を「キュロス」といいました。

ある時、病に倒れた王様は自らの死期を悟り、成人した二人の息子を呼び寄せました。

名前が早口言葉みたいな兄は自宅警備員なので余裕でしたが、弟は遠方で総督に命じられていたため、ズッ友の「ティッサペルネス」を伴い、遠路はるばる王様のもとへ向かいました。

――ところが。

ダレイオスがパソコンのハードディスクをフォーマットする間もないまま亡くなり、それを妻の「バルサティス」が発見するというどさくさに紛れ、アルタルセルクセスが王位に即くと、ティッサペルネスは名前が早口言葉みたいな新王「アルタルセルクセス2世」にこう言いました。

ティッサペルネス「弟さん、謀反を企んでますよ」

アルタルセルクセス2世「マジで!?」

……それを信じたアルタルセルクセス2世は、弟のキュロスを捕まえて処刑しようとしましたが、母のバリュサティスが「堪忍してやってください!」と懇願するものですから、「しょうがないにゃぁ……」と、キュロスを統治領に返すことにしました。

ちなみに、バリュサティスはアルタルセルクセスよりキュロスを愛してました。
それもきっと、兄の名前が早口言葉みたいだったからだと思います。

――それはそれとして。

面白くないのはキュロスです。
エタバンまでしていたティッサペルネスに裏切られたキュロスは、FF14の引退も考えましたが、「どうして私がこんな目に合わないといけないのか。それなら本当に兄を倒して、私が王になってやろう!」と考えるようになり、水面下で戦の準備を始めました。

月日は流れ、機が熟したと見たキュロスは、「戦士だけで古代の迷宮を攻略する」ことを口実に、土着民の部隊とギリシア人部隊を招集、進軍を開始します。

それを知ったティッサペルネスは、それが古代の迷宮どころかラバナスタを攻略するにも十分な戦力だと気づき、アルタルセルクセス2世に報告……王はキュロスに対抗すべく、準備を始めるのでした。

一方、キュロス率いるギリシア軍は、アルタセルクセス2世を討つために小アジアの沿岸地方からバビロンを目指し、長駆して内陸に侵攻します。(これが「アナバシス」の由来です!)

その道中、「目的は古代でもラバナスタでもなく、ペルシア王でしたー!」と発覚したことで、「パーティ募集詐欺だ!」と一悶着ありましたが、何だかかんだで、キュロス軍とアルタルセルクセス2世軍は激突することになり、その乱戦の最中、キュロスは命を落とします。

こうなると困ってしまうのは、ギリシア軍です。
なぜなら、敵地のど真ん中で孤立してしまったのですから……。

この時点で、ギリシア軍の兵力は1万数千人余り……とはいえ、アルタルセルクセス2世軍はその何倍もの兵力があり、その上、ギリシア軍の主だった指揮官はことどごく騙されて命を落とし、まさに絶対絶命……そんな窮地に立ち上がったのが、従軍していた「クセノポン」でした。

神の采配か、あるいは悪戯か……無名の青年クセノポンに率いられることになったギリシア軍1万数千人は、果たして敵地を脱し、遥か6000キロ離れた故国に戻ることができるのでしょうか……。

――続きは本編でお楽しみください!


③「アナバシス」の魅力

本作の魅力といえば、敵地に取り残されたギリシア軍1万数千人が、無名の青年に率いられ、無謀ともいえる6000キロの大脱出劇を成功させるまでのドラマに尽きます!(完全なネタバレ)

虚実は入り混じっているでしょうが、クセノポンの采配がなければこの偉業を達成することができなかったことは明白で、その知力によって戦い抜いたクセノポンの雄姿が描かれた「アナバシス」が、学者のAWの名称として採用されたことは、大いに納得できるところです!

本作の見所……私が一番好きなのは、クセノポンがギリシア軍を率いようと決意するシーンです。

そこで描かれるクセノポンの独白からは、極限まで追い詰められた人間の意地や、誰もやらないなら自分がやるしかない……そんな諦めの境地すら超越した、「本物の覚悟」が感じられました!

以下に原文を掲載しますので、興味のある方はぜひご覧ください!

状況としては、ギリシア軍の指揮官が騙し討ちで全滅し、誰もが途方に暮れている中、ゼウスの啓示を夢に見たクセノポンは目覚め、次のように思うのでした。

「俺としたことが、こうして寝ているとは何事か。夜はどんどん過ぎてゆく。夜が明ければ恐らく敵がここに来るであろう。もしわれわれが大王の手中に陥るならば、あらゆる過酷な責苦に遭い、数々の恐るべき仕打ちを加えられて、汚辱の内に死ぬ外はあるまい。それなのに、いかにしてわれわれの身を守るべきか、一人としてその準備や配慮をしている者はなく、われわれは今まるで呑気に構えていられる状況であるかの如く、横になって寝ているのだ。それで、そもそも俺はこういう措置をとってくれる指揮官がどこの町から出て来てくれると当にしているのだろう。俺は自分の年齢が幾つになるまで待つというのだ。万一今日、自分の身柄を敵の手に委ねることになれば、俺はこれ以上年をとるわけにはゆかぬのだものな。」

……ここからはクセノポンの独壇場、まさに「クセノポン無双」が始まるのですが、その決意は現代にも通じるものがあるのではないかと、私は思います!


④「クセノポン」について


最後に著者であり、物語の主人公でもあるクセノポンについて書きたいと思います。

クセノポンは裕福な騎士階級の生まれと推定され、乗馬術や騎兵戦法に通じていたようです。
……これを聞いてなんだと思われるかもしれませんが、全く知識や能力のない人間が1万数千人もの人間を率いたとなれば、それこそファンタジー以外の何物でもありません!

とはいえ、ギリシア軍を指揮した時、クセノポンは三十歳以下であったことを考えると、十分に驚嘆すべきことではないかと思います!(現代とは年齢の感覚、扱いが違っていることを踏まえた上で)

そんなクセノポンの人となりを象徴するエピソードを、三つほどご紹介します!

1:占い

クセノポンはよく占いをする……といっても、別に特別なことではなく、当時の時代背景を考えると、大きな決断をする前に犠牲獣を神へ捧げ、お伺いを立てるのはごく当たり前のことでした。

……ただ、クセノポンはそんな占いを都合よく利用していたようです。
クセノポンは古い友人に誘われたことをきっかけに、ギリシア軍に従軍することになったのですが、そう気軽にできることでもなかったので、師匠の「ソクラテス」――そう、クセノポンはかの有名な哲学者ソクラテスに師事していたのです――に相談することにしました。

すると、ペルシア行きの可否を神(アポロン)に訊くようにとアドバイスを受けたのですが、クセノポンが神に訊ねたのは「無事に旅立ち、無事に帰国するためには、どの神に祈願すればいいのか?」ということで、つまりクセノポンは最初から旅立つことを決めていたようです。

その結果、クセノポンは望み通り旅立ち、無事に帰国することができたのですが、一方で波乱万丈な運命に翻弄されることになったのはどういうわけか……それは、神のみぞ知る世界です!


2:依怙贔屓

クセノポンは作中で露骨な依怙贔屓(えこひいき)をしていることが、訳者に指摘されています。

すなわち、自分が好きな人物(キュロスなど)は好意的に書き、そうではない人物は否定的に書いているということで、それは私にもはっきり感じ取ることができました!

特に依怙贔屓が顕著なのは、その人物が作中で死亡した後の扱いです。

キュロスなど主だった人物が亡くなった際は、章の最後で追悼の言葉を個別に贈っているのですが、キュロスがその生い立ちや業績について誉めそやされる一方、「ケイリソポス」という人物に至っては、作中でヤムチャ以上の活躍をしていたにも関わらず、「死亡していたので」の一言で済まされる始末……!

正直者……だったのでしょうか。


3:謙虚

本作は三人称で書かれており、その理由について訳者は以下のように述べています。

全体としては淡々とした口調で語られてさして嫌味を感じさせぬ叙述ではあるが、やはり手柄話、自慢話ととられる懸念が多分にあるとすれば、作者が一人称を避けたのも判らぬではない。


……「アナバシス」には「俺TUEEEE!」的な要素が多分に含まれていますから、当時からして「話を盛っている」と思われることもあったでしょうし、一人称ではその声がより大きくなったことは容易に想像できますから、三人称にしたことは大正解だったと思います!

どんな偉業を達成しても、謙虚さは忘れたくないものです!(実際読んでみると……クセノポンがどんな気持ちでこれを書いたのかが気になるというか、相当、恥ずかしかったんじゃないかなぁ……!)


……以上で「アナバシス」については終わとなります!

もし「アナバシス」を読んでみたくなった方は、下記に参考文献として挙げた「アナバシス 敵中横断6000キロ」をぜひご覧下さい!

 

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最後にもう一枚!


-参考文献-

「アナバシス 敵中横断6000キロ」 クセノポン著 松平千秋訳 岩波文庫


★宣伝コーナー★

Amaznzで新たな電子書籍を販売開始しました!

 

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本作は「カクヨム」で公開していたものですが、今後はぜひ電子書籍でお楽しみください!

あらすじや試し読みは以下のサイトに掲載されていますので、こちらをぜひご覧ください!

otocra.blogspot.jp


また、本作は「KindleUnlimited」対象作品ですので、会員の方は無料で最後までお読み頂けます!

スクショ四コマ「調理師の黄昏」 ※ロドストより転載

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★転載元★

jp.finalfantasyxiv.com

小説投稿サイト「カクヨム」の使い方(ユーザー登録・検索・評価)※ロドストより転載

こんにちは!

エオルゼアのダイソン」こと、マリィ・ストリンガーです!

今日は私のもう一つの顔「作家・埴輪」として、小説投稿サイト「カクヨム」をご紹介します!


●はじめに●

大変ありがたいことに、私の小説に興味を持って頂ける方が増えております!
そこで改めて、小説が公開されている「カクヨムの使い方」をご紹介することにしました!

今回ご紹介する使い方は、以下の3つです!


①ユーザー登録をしたい!

②小説を探したい!

③小説を評価したい!

 

ぜひ「カクヨム」をご利用頂き、様々な小説をお楽しみ頂ければ幸いです!

※以下の画像はパソコンのもので、スマホとは異なる場合がありますのでご了承ください。


・知っ得情報:「カクヨム」って何?

カクヨム」はKADOKAWAが運営する小説投稿サイトです。
小説投稿サイトとは、誰でも小説を投稿したり、読んだりできる場所です。

カクヨム」はインターネットを利用できる環境さえあれば、小説を投稿するのも、読むのも、評価するのも、全て無料で利用することができます。(もちろん、小説を書かない方も利用できます)


①ユーザー登録をしたい!


1:「カクヨム」のトップページを開く


カクヨム」のトップページのULR:https://kakuyomu.jp/


2:トップページ右上の「新規登録(無料)」をクリックする

 

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3:表示された画面の指示に従って必要事項を記入し、ユーザー登録を完了する

 

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ユーザー登録に必要なものはメールアドレスで、登録したメールアドレスには「フォロー」(後述)している小説の更新情報や、カクヨム運営からのお知らせなどが届きます。

ユーザー登録をすると、「おすすめレビュー」(後述)で小説を評価することができるようになります。


②検索したい!

1:「カクヨム」の画面上方にある「検索フォーム」にキーワード(小説名・ユーザー名・ジャンル名など)を入力し、「検索フォーム」左側の虫眼鏡マークをクリックする

 

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2:「検索結果」及び「詳細検索」のページが表示されるので、該当する項目があればクリック、なければキーワードや検索条件を変更した上で、再度検索する

 

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ちなみに、「埴輪」と入力して検索すれば、私のページが見つかります!(ユーザー:埴輪@haniwa)


③作品を評価したい!

1:評価したい小説のトップページを表示する

 

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2:画面を下方にスクロールし、「レビューを書く」をクリックする

 

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3:「★をつける」「ひとこと紹介」「レビュー本文」を入力する

 

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小説を評価する「おすすめレビュー」は、以下の3つの要素から成り立っています。


Ⅰ:★をつける

小説を1~3つまで★の数で評価するもので、★の数が多いほ高い評価となります。
評価の基準はユーザーの裁量に任されていますが、★の数は「カクヨム」において最も重視される評価であり、コンテストでは読書選考期間中にユーザーから評価された★の数が多いものが最終選考に進むことができる他、★の数が多ければ出版社の目に留まり、書籍化される可能性もゼロではありません。

Ⅱ:ひとこと紹介

小説を35文字までの短い文章で紹介するものです。
カクヨム」に投稿されている小説には作者による「キャッチコピー」が設定されていますが、言わば「ひとこと紹介」は、ユーザーが考えた小説の「キャッチコピー」となります。

Ⅲ:レビュー本文

小説のレビューを自由に書くことができるものです。
レビュー(評論・批評)の特性上、上記の「ひとこと紹介」と共に、他のユーザーが閲覧できるものである点については、ご注意ください。(「カクヨム」では作者のみに意見や感想を送る機能はありません)


「おすすめレビュー」は「ひとこと紹介」や「レビュー本文」を書くことなく、「★をつける」だけで評価することもできますが、どんなに短く簡単なものでも「ひとこと紹介」と「レビュー本文」を書いて欲しいというのが、全ての作者の願いです。(その理由については、以下で解説します)


・知っ得情報:どうして「ひとこと紹介」と「レビュー本文」を書いて欲しいの?

「★をつける」だけでなく「ひとこと紹介」と「レビュー本文」を書いて頂くことで、「カクヨム」のトップページの「新着おすすめレビュー」に表示されることになります。

カクヨム」において最も宣伝効果が高いのが「新着おすすめレビュー」であり、それ以外の方法で小説がユーザーの目に触れる機会はないといっても過言ではありません。

この小説をもっと多くのユーザーに広めたいと思った際には、ぜひ「★をつける」だけでなく「ひとこと紹介」と「レビュー本文」を添えて頂きますよう、お願い申し上げます。

※もちろん、「★をつける」だけでも小説は評価されますし、作者にとっても大きな励みになります。


「おすすめレビュー」の他にも、「カクヨム」には以下のような評価方法もあります。


・応援コメント

小説全体ではなく、エピソード単位で評価するものです。
応援していることをハートマークで伝えることや、ロドストのようにコメントを残すことができます。

「おすすめレビュー」とは異なり、小説の評価に影響を与えることはありませんが、キャンペーンによっては応援コメントの数が考慮されることもある他、作者の心の支えとなっております。


・フォロー

読んでいる小説をブックマーク(記録)するものです。
フォローした小説の更新情報が、ユーザー登録で使用したメールアドレスに送信されるようになります。

これも「応援コメント」同様、小説の評価に影響を与えることはありませんが、キャンペーンによってはフォローの数が考慮されることもある他、作者の意欲向上につながります。


●おわりに●

私はロドストで小説の宣伝したお陰で、多くの方に小説を読んで頂けるようになりました!

……にも関わらず、これまで「カクヨム」の使い方をちゃんと説明していなかったことに気付きましたので、遅ればせながら、まとめさせて頂いた次第です!

もちろん、それは私の小説を読んで欲しい一心ではありますが、世の中には小説投稿サイトというものがあること、無料で小説が読める場所があるということを知って頂くことで、光の戦士の皆さんに新たな楽しみが見つかればいいな……具体的には、シャキ待ちのお供になればいいなと思っております!

こうして説明すると逆に複雑だと感じられるかもしれませんが、FF14のギミックよりは単純だと思いますので、ぜひこの日記で十分に予習をして頂き、「カクヨム」を攻略して頂ければと思います!


●今だからおすすめしたい埴輪の小説●

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