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埴輪道

作家「埴輪」のブログです!小説、電子書籍、FF14などの記事を書いてます!※記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

【小説】新説・ブレーメンの音楽隊。「グリムノーツ ~小さな音楽隊~」【カクヨム】 ※9月25日更新

カクヨム ゲーム 小説

――シンデレラ、赤ずきん、桃太郎。

誰もが知っている童話の世界をモチーフとした物語が展開される、スクウェア・エニックスの人気ゲームアプリ「グリムノーツ」
そのゲームシナリオの原作となる小説を募集するコンテストが開催されているので、作品を応募することにしました!

 

kakuyomu.jp

グリムノーツ | SQUARE ENIX

グリムノーツ原作情報 - カクヨムブログ

 

――私がシナリオの題材に選んだのはブレーメンの音楽隊」
童話と考えてふと思い浮かんだのがこの作品だったのですが、読み直してみると記憶にないことばかりで驚かされました……!
ロバ、犬、猫、鶏が重なって声を上げる……そんなイメージしかありませんでしたから。
ただ、読み直したことで作品に秘められたテーマを知り、「コレだ!」と確信した次第です!

 

ブレーメンの音楽隊 - グリム兄弟

 

そして書き上げた作品がこちら!

 

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……正直、公開するまでは不安で堪りませんでしたが、心強いレビューを頂いたお陰で、今は自信を持ってお勧めできます!
大賞作品はゲームに登場するので、このシナリオで遊びたいと思って頂いた方は、ぜひカクヨムにご登録の上、評価をお願い致します!
また、グリムノーツを未プレイ方でも、ファンタジー小説としてお楽しみ頂ければ幸いです!

 

◎週間ランキングで最高2位となりました!(180作品中、9月18日現在)

◎累計PVが1,000を突破しました!(9月13日現在) 

◎評価が★100を突破しました!(35人が評価、9月22日現在)

◎おすすめレビューも頂いております!(敬称略)

いきなり良い作品に出会えました! ―― 反実仮想

エクスたち四人を完璧に描ききっています! ―― ヤミヲミルメ

ブレーメンを目指すロバ少女、その結末は…… ―― 大久保珠恵

音楽隊の想区は新しい発想!! ―― <●>ひとみ (✿◕ ‿◕)ノ

意外性のある展開と軽妙な語り口 ―― Zhou

とても面白い! ―― 藤 悠希

読み物としてのレベルが高い ―― 逆場貴之

運命の書が導く、幸せの場所へ。 ―― まとりくれあ

幸せって何かな ―― レライエ

切ないけどあったかい ―― 汐田 真理

ミステリー好きな方にもおすすめ ―― おっぱな

動物っ娘って、萌えですよね! ―― 桐華江漢

切ないけれど… ―― ほうふ しなこ

 読み易い文章と、破綻のないストーリーです。 ―― 川森重緒 

ロバちゃんは中々どうしていいキャラです。 ―― くさかべまこと

こ、これは意外! ブレーメンの音楽隊!! ―― れなれな@グリムノーツ・コンテスト参加中

その夢は決して叶わない。ならば、その旅路を歩んだ者は不幸であったのか ―― 空雲雛太

キャラがかわいいの一言に尽きる。 ―― まごにゃんこ(ぐらっふぃ)

よく考えられてる。ロバちゃん可愛い ―― 片桐啓治

読みやすい!そしてロバちゃんが可愛い ―― OTN@グリムノーツコンテスト2作応募中

そう来ますか…… ―― 兵藤晴佳

「はいなっ!」が口癖になってしまう魔力があるッ! ―― クロム・ウェルハーツ

 

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※イメージイラスト

【レビュー】ゲームアーカイブスで遊ぼう! ~懐かしきPSゲーム達~・出張版【サガフロ】

ゲーム カクヨム レビュー

小説投稿サイト「カクヨム」で公開中のゲームレビューを、「埴輪道」でもご紹介!

 

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サガ フロンティア

スクウェア(現:スクウェア・エニックス

通常版:1997年7月11日発売

アーカイブス:2008年11月26日発売

CERO:C(15歳以上対象)

 

  「自由度の高さ」と「戦闘の面白さ」が光る、シリーズ屈指の名作。小林智美氏のイラストや、「イトケン」こと伊藤賢治氏の音楽も魅力。

GBからSFC、そしてPSへ

 「サガ」は往年のスクウェアを代表するRPGシリーズである。当時は「ファイナルファンタジー」や「聖剣伝説」と並び称される看板ソフトで、「フリーシナリオ」や「閃き」といった斬新なゲームシステムで人気を集めた。

 「サガ フロンティア」……通称「サガフロ」は、シリーズ初のプレイステーション作品。グラフィック、音楽、ゲーム性、全てにおいて完成度が高く、シリーズの集大成といっても過言ではない。

  ゲームは個性豊かな7人の主人公(双子・ヒーロー・百合・コスプレ・モンスター・ロボ・ニート)から1人を選ぶところから始まる。メインシナリオは主人公ごとに異なり、主人公の行動によってエンディングが変化するものもある。

  冒険の舞台は、混沌(宇宙的なもの)によって隔てられた世界「リージョン」。リージョンの規模や文化、文明は多種多様で、魔法科学が発展したリージョンがあるかと思えば、現代日本の街並みが広がるリージョンもある……といった具合。登場する種族もヒューマン、妖魔、メカ、モンスターとバラエティに富み、戦闘時は剣に魔法にマシンガン、果てはプロレス技まで飛び出す始末。このなんでもあり感が、サガフロの醍醐味である。

本当の自由

 サガフロは自由度の高いゲームである。メインシナリオは用意されているが、基本的に何をどう遊ぶかはプレイヤー次第。リージョンシップに乗って他のリージョンへ移動するもよし、怪しげな施設に入ってみるもよし、ひたすら戦闘を繰り返すもよし。誰を仲間にするかも、どんな武器を使うかも、どの術を体得するかも、全てフリーダムである。その結果、人によってプレイ内容は大きく異なり、友人との違いに驚かされることもしばしばだった。

 とはいえ、何から何まで自由というわけではない。主人公を例に挙げると、ブルーは双子のライバルが覚えた術を使うことができない。レッドはヒーローなのだが、変身するためにはシビアな条件(仲間が全員気絶中など)をクリアする必要がある。エミリアは機械が苦手なので、メカを仲間にすることができない……etc。

  ゲームである以上、こうした制約をなくすことも可能だろうが、仲間の目の前で躊躇いもなく変身してしまうヒーローの姿に、「ん?」と思ってしまう人も少なくないだろう。こうした些細な違和感の積み重ねは、ゲームのリアリティや没入感を損ねる一因となり兼ねない。本当の自由とは、制約の中にこそ存在している……そんなことを、つい考えさせられてしまう。

連携の妙

 サガフロを語る上で「連携」の存在は欠かせない。技と技とが繋がり、より強力な技へと昇華する……それが連携である。個別で技を出した時よりも威力が向上するので、連携が発動した時の「よっしゃ!」感はなかなかのものである。

  さらに、連携はなぜか技名も繋がる。「エルフショット」+「爆砕鉄拳」=「エルフ鉄拳」などの2連携はまだ序の口で、「集中稲妻エナジーグライダーミサイル」のような5連携を出せるようになれば、一人前だろう。

ココに注目!!

 全ての主人公でクリアすると、「開発部2部」へ行けるようになる。開発部2部では、サガフロの開発に関わったスタッフがキャラクターとして登場し、様々な裏話、ボツネタ、愚痴等を披露してくれる。他にも好きなラスボスと戦えたり、サウンドテストができたりと、クリア後のオマケとしては十分過ぎるほどの内容だ。

 このように、最後の最後までプレイヤーを楽しませてくれるサガフロ。ゲーム業界に未だ横行する「リメイクの波」に、決して呑まれて欲しくないゲームの一つである。

 

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サガオケ!  The Orchestral SaGa -Legend of Music-

サガオケ! The Orchestral SaGa -Legend of Music-

 

 

 

【レビュー】ゲームアーカイブスで遊ぼう! ~懐かしきPSゲーム達~・出張版【ゼノギアス】

ゲーム カクヨム レビュー

小説投稿サイト「カクヨム」で公開中のゲームレビューを、「埴輪道」でもご紹介!

 

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ゼノギアス

スクウェア(現スクウェア・エニックス

通常版:1998年2月11日発売

アーカイブス:2008年6月25日発売

CERO:D(17歳以上対象)


 「聖剣伝説が出ない理由、ファイナルファンタジーとは異なる可能性、そして ゼノギアス」というCMのキャッチフレーズが印象的だった。

新世代サイバネティックRPG

 平和なラハン村を突如として襲った、巨大な人型戦闘兵器「ギア」。記憶を失った少年フェイは、謎のギア「ヴェルトール」に搭乗し、村を守ろうとするが……と、まるでガンダムのような始まり方をする本作。

  一見したところは正統派SFロールプレイングゲームなのだが、その作り込みは尋常ではない。ロボット、宇宙船、アニメ、心理学、哲学、古代文明、愛、神、ナノテクノロジー亜人、宗教、事象変異機関、エーテルユグドラシルポジトロン光子脳、ドテスカチュチュポリン、黒パンツ、裸、海の男、ジョー力石、若、緑川光鉄人28号といった様々な要素が複雑に絡み合い、パンパンに膨れ上がった圧倒的なボリュームは、「ディスクに入りきらない」という奇跡すら起こした。(後述)

  「新世代サイバネティックPRG」という、何だかよく分からない本作のジャンルからも、その凄まじさが窺い知れるだろう。

重厚なストーリーと過激表現

 本作最大の特徴である重厚なストーリーは、従来のRPGと一線を画している。随所に伏線が張り巡らされた専門用語の応酬などは、日常茶飯事。もちろん、用語の解説なんて親切な機能もない。インテリ眼鏡がしたり顔で思わせぶりな台詞を吐き散らすシーンなどは、「何だか凄いぞ……!」と思わせてくれるものの、その実何が凄いのかはよく分からない。

  それでも、作品全体から醸し出される「奥深さ」は多くの(私を含む)多くのユーザーを虜にし、今もなお深く愛されるタイトルとなっている。 

 全体的に大人向けな本作は過激な表現も多く、それこそ大人にしか分からないアダルトなイベントもちらほら。美麗なアニメーションで描かれる流血沙汰は、まさにトラウマそのものであった。(本作をプレイしたお子様は、大人の階段を上ったとか上らなかったとか……!)

賛否両論、問題のディスク2

ゼノギアスの本質は「ディスク2」にあると言っても過言ではない。ストーリーは登場人物のモノローグで進行し、ゲーム要素は戦闘のみ。RPGの常識を根底から覆す、有体に言えば「これってゲームなの?」的な展開に、呆然としたユーザーも多かったことだろう。

 これは近年のRPGが陥りがちな「ご褒美イベントを見るためにゲームをさせられるシステム」の先駆けだと言えよう。このシステムは、続編的な作品「ゼノサーガ」にもしっかりと受け継がれている。(ゼノギアスの場合は、予算と時間、止むに止まれぬ大人の事情でこのような結果になってしまったのだが……)ともあれ、ゼノギアスという前例がある以上、後続のゲームが「これでもいいんだ!」と追随してしまったとしても、無理からぬ話ではある。

 このような経緯から、ゼノギアスは発売から十年以上経った今でも、完全版の発売が根強く求められている。だが、いくら予算と時間があったとしても、ゼノギアスの世界を全てゲーム化するのは難しいかもしれない。なぜなら、ゼノギアスは1万5000年にも渡るストーリー構想(全三部作、6エピソード)の一つにしか過ぎないのだから……。

ココに注目!!

 ストーリーばかりに目がいきがちな本作であるが、その音楽の素晴らしさも強調しておきたい。

  「クロノトリガー」などを手掛けた光田 康典氏による楽曲は、ゼノギアスの壮大なストーリーを大いに盛り上げてくれる。

 音楽、映像、ストーリー、そしてゲーム性。ここまで作り込まれたゲームは、21世紀を迎えた今日でも稀有な存在だと言えよう。(ディスク2的な意味でも)

 

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